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映画「ディア・ドクター」

「その嘘は、罪ですか」というキャッチコピーから、そういう話かなぁ、と思っていたら、やっぱりそういう話だった。
西川美和監督の作品は「ゆれる」とこれを見ただけだ。どちらも、鋭いところついてるなぁ、と思うし、人を単純に善人とか悪人に分けないような描き方は好きだけど、なんとなく説明的?なセリフが多いというか、ありえないセリフがあるなぁと思ったりする。
つるべはよかった(^^)。あの人の笑顔はとても魅力的で、本人もそれをわかってるんだろうな。八千草薫、井川遥もよかった。

以下、完全ネタバレ

つるべを、「医師免許はないけど、無医村の人々を助けるために、がんばっている聖人」という描き方をしていないところは好きだ。もちろん、実際、献身的に仕事をしているし、八千草薫の嘘につきあおうとしたのも善意からであることはまちがいないし、基本的に善人なんだろう。でも、村の医者になろうとした動機はとてもほめられたものじゃなかった。医師免許の偽造までしているのだ。

緊張性気胸の患者が運び込まれたシーンはドキドキしてしまった。余貴美子もつるべが本物の医者でないことは気づいていたんだろうなぁ。

「俺はにせ者や、資格がないんや」というつるべに対して瑛太のする受け答えが、「はあ、なんでそうなるの?」と思ったけど、瑛太もうすうす気づいていたからああいう対応になったわけなんだな、と後で思った。

でも、キャッチ・コピーに答えるなら、やっぱり、「その嘘は罪」だと私は思う。

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コメント

どもです。やっと仕事が一段落しましたーーー。ふう

この映画、よかったですっ。良い人が1人も出てこない話しって大好きです。事実をしったとたん掌を返した村人たちなんて、さいこーーです。笑

免許偽造はもちろん罪なんだけど、、、椅子からぶっ倒れる香川照と、思わず手をさしのべる警察役の松重豊。このやりとりが、すべてを説明している気がします。

私は英太はまったく気づいてなかったんじゃないでしょうか。いちおう、医師としてのプライドがあるから「おかしいと思っていた」とか言ってたけど、これっぽっちも疑ってなかった。本気で目標にしていたからこそ、あんなに必死に探したんじゃないでしょうか。

 

投稿: tabe | 2009.08.20 18:30

おお、tabe さん、ようやく一段落しましたか、それはよかった(^^)。

この映画、よくできてるなぁと思うけど、私はあんまり「好き」ではないです。

香川照之がぶっ倒れる場面、あのあとの香川照之のセリフ、ああいうセリフがなんか説明的だなぁ、と思ってしまう。刑事が八千草薫に「先生はあなたに何かしてくれましたか」って尋ねて「なんにも」...ってそれはあんまりじゃん、とか。

瑛太はそうだね...気づいてなかったのかもしれないですね。

なんか、好きではないんだけど、いろいろぐだぐだ考えさせてくれるっていう点で楽しめる?映画だなぁと思います^^。

投稿: じゃりんこ | 2009.08.20 20:32

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