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映画「千年の祈り」A Thousand Years of Good Prayers

アメリカに住んでいる一人娘のところにやってきた中国人の父親。娘は中国人の夫と離婚して一人暮らしだ。妻に先立たれ、既に退職した父親は、娘のことが気がかりなのだが...

親っていうのは子どもにいいかっこしたいものなんだよなぁと思う。子どもには子どもの人生があって、自分の考えで生きていこうとしているのに、親はいつまでも子どもを子どもとして見てしまって、自分が助けてやりたいとか、こんなふうに生きてほしいとか、そういう対応をしてしまう。

そうかもな、と思ったのは、娘が「母国語で感情を表現する方法を学ばなかったから、英語で話すほうがラクなんだ」と言っていたこと。違う言語で話すときに違う自分になる、というのはわかる気がする。

文化大革命はやっぱり相当強烈な体験だったんだろうな。それを実際に経験していない者には、なかなかこの映画が理解できない部分はあるのかもしれない。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

今日観て来ました。 悪くないんですが、同じウェイン・ワン監督の「スモーク」を観たときのような感動はありませんでした。 まあそういう映画でもないということでしょうが…。

感情を表現する方法を学ばなかったからという訳ではありませんが、恐らくは感情を素直に表現することを押さえるような文化、あるいは気を遣わなければしゃべれないような文化で育ったために、やはり英語の方が楽だと感じています。

昨日まで5日間、9カ国から来た12人の人を相手に研修をやっていましたが、日本語ではそんなことはとてもできないと思います。

最後の種明かし(父親の過去)は必要だったかどうかわからないなと思いました。 監督は香港生まれですから、文化大革命を直接は経験していないはずですが、よほど嫌い(あるいは米国が好き)なんでしょうね。

投稿: axbxcx | 2009.12.04 22:18

axbxcx さん、

ええ、私も特に好きという映画ではありませんでした。
退屈はしなかったし、父親役も娘役もいいなぁと思いましたが、まあ、私には良さが完璧には理解できない映画なんだろうな、と。

私の場合、やはり日本語のほうが微妙な気持ちなどを表現しやすいし、言いたいことを言うのに必要な英語の語彙も十分ではありません(--;)から、英語のほうが楽、とまでは言えません。英語で言いたいことをうまく言えなくて、もどかしい思いは、しばしば経験しています(--;)。ただ、日本語ではできないだろうなぁ、と思うようなきわどい話を、英語だったらできる、なんていうことはありますね。英語だからなのか、文化の違いなのか、というと、文化の違いなのかもしれませんが、英語だと、きわどい言葉でも自分の実感がない、というせいはありそうです。

友人のご主人は文化大革命を経験されているようですが、あまり話したがられないようです。やっぱり大変な経験だったのだろうと思います。ウェイン・ワン監督も身近な人からそういう話をたくさん聞いておられるのかもしれません。

投稿: じゃりんこ | 2009.12.04 22:46

私も微妙な話を英語でする能力はまったくありませんが、感情を素直に表現するという意味で英語が楽だと思うのです。 英語ならストレートに言っても「大人気ない」とか「わがまま」とは思われないという安心感があるからです。

北米に移住したような人は間違いなくそうでしょうね。 文化大革命に対してそういう思いの強い人が移住したのか、あるいは本当によりヒドイ体験をした人が脱出したのかはわかりませんが…。 さらに香港が中国になるのがイヤで移住した人も多いでしょうし…。

投稿: axbxcx | 2009.12.05 00:07

axbxcx さん、

うーん、最近、アメリカ人も必ずしもそんなにストレートにものを言うわけじゃないなぁと感じているもので(^^;)...。ストレートに思ったことを言って気まずくなる、というような経験もしています(--;)。
axbxcx さんがアメリカで暮らしておられた環境と、日本の米軍基地の環境とでは、ずいぶん違うんだろうなぁと思います。まして、保育園は女性がほとんどですから、そのあたりでも違うのかもしれません。私も男性のほうが話しやすいと感じることが結構あります。いわゆる女性的な話題(ファッションとかショッピングとか)よりも男性的な話題(?)のほうに興味を感じる部分が多いせいかもしれませんが。

この映画を見ていて、あの娘役の設定では、中国人の夫と結婚していたようだけど、どうやってアメリカの永住権を得た(?)のだろう、とか、そんなことが気になってしまいました。

投稿: じゃりんこ | 2009.12.05 00:33

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