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ビデオ「画家と庭師とカンパーニュ」DIALOGUE AVEC MON JARDINIER

パリで活躍していた画家が、年をとって故郷の田舎に戻ってくる。荒れ果てた我が家の庭を作りなおそうと庭師を募集したら、やってきたのは幼なじみ。自由な発想を大切にし、女性関係にも奔放な画家と、国鉄職員として勤め上げ、妻とのつつましい暮らしを大切にしてきた庭師とでは性格もずいぶん違うのだが、不思議とうまがあった。派手な展開のない、静かな物語だけど、私は好きな作品だった。最後の画家の個展の場面ではじーんとしてしまった。

ツタヤディスカスでは、予約しているDVDのリストのなかから発送可能なものを順番に2枚ずつ発送してくれるのだけど、たまたま今回届いたのが、この作品と「パリ」という作品、ふたつともフランスの映画で、ああ、なんかフランスだなぁ、と思ってしまった。いくつになっても恋をして、人生を謳歌しよう、というような。偏見もあるかもしれないけど。次女の高校のPTAで知り合ったおかあさんが、しばらく前、自分の息子さん(高校生)とお父様(60代かな?)と一緒にフランスにでかけられたそうで、ふたりで歩いていると、どちらと歩いていてもカップルに見られた、と言っておられた。年齢の離れたカップルはこの映画のなかにも出てくる。「パリ」にも出てきた。

あと、野菜が豊富なところがなんかフランスだなぁ、と。高校の世界史の先生が「フランスは農業国です。パリのほかはみんな田舎」と言っておられたのを思い出す。「未来の食卓」でオーガニックの給食を実践したのもフランスの村だった。おいしいものを作って食べる喜び。人生を楽しむことに積極的、という感じがする。

この映画に出てくる庭師の人がよかったな、と思って調べてみたら、ジャン=ピエール・ダルッサンという名前で、出演作には「サン・ジャックへの道」...ということで、ああ、あの人!とすぐに思い出した。「サン・ジャックへの道」ではアルコール好きのちゃらんぽらんな人の役だったけど、この映画では正反対の役どころ。役者だなぁ(^^)。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

じゃりんこさん、鎌田實さんもジャン=ピエール・ダルッサンを絶賛でした。

http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_d33b.html

私は例によってヒアム・アッバスが…。

投稿: axbxcx | 2009.11.08 08:56

axbxcx さん、

「サン・ジャックへの道」でも、いいなぁと思ったのはジャン=ピエール・ダルッサンだったんです。でも、映画を観終わってキャストのプロフィールを確認するまで、庭師があの人だったとは気づきませんでした(^^;)。

ヒアム・アッバスは私もおおっと思いました^^。こんなとこにも出てるんだなぁって。出番は少ないけど、家庭をきちんと整えて、庭師が愛してやまない、そういう人だっていうことが納得できる感じですね。でも、今度は全然違う役どころで出ているのを見てみたいなぁなんて思います。

鎌田實さんの映画評(ネタバレですね(^^;)、映画を見る前でなくてよかった^^)、私はちょっと同感ではないところもありますが、ジャン=ピエール・ダルッサンが「サン・ジャックへの道」でも存在感あふれる役だった、というのにはまったく同感です。この「画家と庭師とカンパーニュ」、私は特に人にすすめようとは思いませんが、好きな人は結構多いかもしれませんね。

投稿: じゃりんこ | 2009.11.08 09:31

じゃりんこさん、

> ちょっと同感ではないところもありますが

同感できるところばかりの映画評があったら、むしろ気持ち悪いと思いますが…。 これまで読んだ中では沢木耕太郎が「同感できる部分が多い」確率が一番高いですけれど、それでも同感できるところばかりという映画評には出会ったことがありません。

投稿: axbxcx | 2009.11.08 18:49

axbxcx さん、

そうですか。
私は映画を見た後で人のネタバレ感想を読むのが好きで、同じように感じている人がいるとなんかうれしくなります。
もちろん、一緒に見に行った友人が、私とは違った部分を見ていたり、違った風に感じているのもおもしろいと思いますが。
鎌田さんの映画評を読んでいて、ちがうなーと感じたのは「まじめに仕事だけをしてきた元鉄道員の庭師」とか「親友の画家の能力をよく評価し、難しい絵を描くよりもシンプルな絵を描かせたかったのだろう」とかいうところです。でも、たとえば後の例については、本当のところは本人にしかわからないことですから、どんなふうに想像してもいいのだとは思います。

投稿: じゃりんこ | 2009.11.08 23:59

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