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ニッチ(英語)

年末年始の休みの間は、結構がんばって掃除をした。特に本。いつか読むかもしれない、と置いておいた本も、もう何年も読まずにいるのだから、読むことないだろう、と。読みたくなったら、またそのときに考えよう、とにかく今はスペースを作らなくては、と。

でも、改めて眺めてみると、やっぱりなかなかおもしろそうな本もある(^^;)。英語表現関係の本も多いのだが、その中のひとつに"That's his niche."という例文があり、「好きこそものの上手なれ」と訳されていた。

niche...ニッチ?そんな意味があるの?ニッチっていうと、「壁のくぼみ」とか、そういう「すきま」のことだよなぁ?ニッチビジネスとかっていう。それが「好きこそものの上手なれ」になるわけ?

疑問に思ったので、iPhone にメモしておいて、仕事始めの今日、休憩時間に同僚のD(イギリス出身)に尋ねてみた。

じゃりんこ:ねぇ、niche ってどういう意味?
D:ニッチ?...スペルは?...ああ、ニーシェね。どういう文脈で使われてるの?
じゃ:That's his niche. とか
D:ああ、なるほど...そうねぇ、なんていえばいいのかしら...私の理解してるところでは、「それが得意」とか、そういう意味ね。
じゃ:あ、やっぱりそういう意味、あるのね。ニッチって「くぼみ」とか、そういう意味だと思ってたから。

で、ふたりで、iPhone の辞書で意味を確認。iDic に入れている Webster's 1913 には、「くぼみ」を表す程度の定義しか見つからなかったけど、Dictionary.com のほうで、2番目の定義として"a place or position suitable or appropriate for a person or thing" というのがあった。

じゃ:あ、ほんとだ。じゃあ、"My work is my niche." とか言ってもいいわけ?
D:うん。"Being with children is my niche." とかね。

そこで、会話を聞いていたアメリカ人のLが、「ニーシェ?」と訊き返す。スペルを聞いて「私はニッチって言うけど...待って、S(アメリカ人)に聞いてみるわ」とわざわざ受付にいる別の同僚に確認しに行ってくれた。で、

L:Sも「ニッチ」って言うって言ってたわ。
D:そう。私たちはニーシェだけど...もともと、フランス語だもんね。
L:そうね。

ふーん。米語と英語で発音が違うものっていうのも結構あるんだな。そういえば、旦那さんがアメリカ人のK(イギリス出身)も、発音の違いでもめる(?)ことがあるって言ってたな。

というわけで、ひとつの単語から知らなかった意味や知らなかった発音を知り、なかなか楽しい仕事始めの一日だった(^^)。
This job is my niche (^^) !

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コメント

じゃりんこさん、今年もよろしくお願い致します。 最近は「市場のニッチ」で使われることが多いような気がしますが、元がフランス語でnestとは知りませんでした。 我が家はempty nestです。

発音の違いについては、ガーシュインの曲が好きなので、"Let's call the whole thing off"という曲で認識していました。 でもこれって米語と英語という訳ではなくて、単なるジョークだったんでしょうか…。 確かめてみて頂けますか?

http://www.youtube.com/watch?v=eoUSrtw6gJs

投稿: axbxcx | 2010.01.04 22:16

axbxcx さん、

こちらこそ今年もよろしくお願いします(^^)。

>Let's call the whole thing off

こんな歌あるんですね。
You tube のプレイリストに登録して、明日、iPhone で同僚に聞いてもらおうと思ったら、「この動画は現在 iPhone に対応していません」と言われてしまいました(--;)。同じ歌の他のものもだめだったので、iPhone で探したら、iPhone で聞ける同じ歌があったので、それを登録しておきました。歌詞はいくつかバージョンがあるようですが、ポティトゥとポタァトゥとかは共通してますね。ジョークというのはポタァトゥのことですよね?
また、休憩時間に誰かこういうことを尋ねられそうな人がいるときに聞いてみます^^。

投稿: じゃりんこ | 2010.01.05 00:12

よろしくお願いします。

エラ・フィッツジェラルドの歌うガーシュインの曲をよく聞いています。 このLe's call the whole thing off(喧嘩はやめよう)のオリジナルは1937年のミュージカル映画"Shall We Dance(踊らん哉)"で、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが唄ったもののようです。 まさにスタンダードですね。

投稿: axbxcx | 2010.01.05 08:12

愛聴盤"Nice Work If you Can Get It" Ella Fitzgerald and Andre Previn Do Gershwinの歌詞カードで確かめたら、発音の仕方が比較されているのはeither, neither, potato, tomato, pyjamas, laughter, after, vanillaでした。 ご参考まで。

投稿: axbxcx | 2010.01.05 08:50

axbxcx さん、

昨日と同じく、イギリス人Dに聞いてみたところ、ポタァトゥは冗談でしょう、と言っていました。トマァトという言い方は聞くけど、ポタァトゥは聞いたことがない、とのことでした。イギリスでもポティトウだけど、アメリカ人のポティトゥとは若干発音が異なるようです。ただ、私には聞き分けられません(^^;)。この歌でも、「パジャマ」とかはわかりにくいです。
20歳のアメリカ人Jもポタァトゥは聞いたことがない、とのこと。

で、20歳のJは、"This is his niche."というような言い方も聞いたことがないと言っていました。今はもうあまり使われない言い方なのかも。昨日の記事に登場するDもLもたぶん40代です。もうちょっと調べてみたほうがよさそうです。

投稿: じゃりんこ | 2010.01.05 17:08

じゃりんこさん、そうでしたか。 やはり英語と米語という訳ではなさそうですね。 ガーシュイン兄弟はロシア系ユダヤ人ですから、東欧訛りを取り入れたという可能性もありますが…。

言葉は生き物ですし、娘たちの世代の日本語がわからないことはよくありますが…。(^^;

投稿: axbxcx | 2010.01.06 00:27

axbxcx さん、

>娘たちの世代の日本語がわからないことはよくありますが…。

私もたまにあります(^^;)。そういう話題については最初から相手にされてなくて、何々?と訊くと、めんどくさそうに教えてくれたりします(^^;)。

でもって、2歳児の英語にも日々悩まされています(^^;)。

投稿: じゃりんこ | 2010.01.06 16:57

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