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ビデオ「あなたは私のムコになる」 The Proposal

サンドラ・ブロック演じるカナダ人のマーガレット。彼女はニューヨークの出版社で働くやり手のキャリア・ウーマンなのだが、ビザ切れで国外退去させられそうになり、部下のアンドリューと無理やり偽装結婚を企てる。まあ、映画の中でしかありえないような設定と、ありがちなストーリーなんだけど、アンドリューがアラスカの裕福な家庭の出身という設定が、私たちのあまり知らないアメリカを見せてくれておもしろい。もちろん、フィクションであって、実際にアラスカであんな儀式の伝統が残っているのかどうかはわからないけど。

アラスカのアンドリューの実家に行ったマーガレットは家族から手厚い歓迎を受け、自分のしようとしていることがどういうことであるのかを実感していく。彼女は16歳の時からひとりで生きてきた(その辺の事情が語られたかどうかは覚えてない)ので、ひとりで生活することに慣れていて、人と暮らすことの味を忘れていた。とりあえず結婚して、さっさと離婚すればいい、と思っていた。自分がアメリカに合法的に残ることさえできればいいーでも結婚ってそんな簡単なものじゃなかった。

自分の結婚前、初めて富山に行って夫の親戚の人たちに会ったときのことを思い出した。京都育ちの私は、あんな大雪を見るのは初めて。同じ日本人なのに言葉もわからないことがしばしばあって、夫に通訳してもらわなければならなかった。でも、ふたりの結婚をとても喜んでくださっているのはよくわかった。人のものすごく温かい雰囲気が、また私の経験したことのないものだった。

ふたりの人間が出会って一緒に生きていきたいと思う。それは個人的なことだけど、結婚となると、ふたりの家族、親戚、地域...さらにいろんなしきたりがあったり、と、「個人的なこと」ではすまなくなっていく。結婚という形式にこだわらない、というのもありだけど、結婚っていうのもいいものだと思う。ひとりの人と深く関わることの素晴らしさだけじゃなく、様々な人や文化と関わることになる。

原題の propoal はプロポーズという意味と「提案」という意味をかけているんだろう。私と結婚する見返りに、あなたは昇進できるわ、というような。それを「あなたは私のムコになる」って訳したのはうまい邦題だなぁと思う。

しばらく前に見た「レイチェルの結婚」もなかなかおもしろかった。こんなふうに自宅で結婚式を行うような家もあるんだな。「あなたは私のムコになる」もそうだったけど...。結婚式にはいろんな風習があらわれるのが興味深い。結婚式を描いた映画を集めてみるとおもしろそうだ。

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