絵本

絵本「Gallop!」by Rufus Butler Seder

先日、東京おもちゃ美術館で見つけた本。
本というよりおもちゃに近いかな。
本を開くと、突然、馬が走りだす。その様子がなんともリアル。
優雅に走るネコ、木から木へと移るサル、羽ばたく蝶...
紙だけでこんなことができてしまうというのが驚き。
一目惚れで買って帰って、アマゾンで見たら、アマゾンのほうがずっと安かった(^^;)ので、アマゾンで買うのがおすすめかな。
昨日、早速保育園に持っていったけど、もちろん子ども達の評判も上々(^^)。
英語もごく簡単で、英語がわからなくても楽しめます。日本語版もあり。

0761147632Gallop! (Scanimation Books)
Rufus Butler Seder
Workman Pub Co (J) 2007-11

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絵本「おひさまぞろぞろ」by かめむらごろう選

子どものつぶやきを集めた絵本で、子どもよりも大人が読んで楽しいもの(^^)。ひとつひとつのつぶやきがかわいくて、ユニークで、私はこの本を図書館で見つけたとき、すぐに購入を決めた。発行は1999年。増刷されなかったのか、アマゾンマーケットプレイスでの購入となったけど、こんなステキな本が増刷されないなんてなぁ。

表題は「ああ まぶしい おひさまぞろぞろはいってきた」という5歳の子どものつぶやきより。朝、おかあさんが窓を開けている絵が描かれている(^^)。

「くさっているねえ ふろ はいったから このおてて くさっているねえ」(ふやけた指を見て 5歳)
「おかあさん かみさまのでんわばんごうしってる? わたしにいもうとをくださいってでんわするの」(3歳)
「おとうちゃん またきたん? よくくるねえ」(2歳)
「わたし もう おにいちゃんの いもうと やめる」(3歳)
「ねぇ、ちゃんとあらうから このむし たべていい?」(4歳)
「ようちえんのおともだち あかちゃんかっているこ いっぱいいるよ だいすけもかいたいなあ」(4歳)
「おかあさんは あずさがいうことをきかないと すぐおとうさんにいうんだから すこしは じぶんのちからでやってよね!」(4歳)
「さて こんやも ちからいっぱい ねるか」(5歳)

などなど。ほんとは全部紹介したい気分(^^)。
思わずにっこりしたり、爆笑したり。できれば翻訳して世界中の人にも読んでほしいくらい^^。

4834016234おひさまぞろぞろ―子どものつぶやきがはじける!
イトヒロ
福音館書店 1999-06

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絵本 "I Like It When..." by Mary Murphy

元気がありあまっていて、"Terrible Two" と恐れられている(^^;)2歳児達が、ほんわかとした気分になってにっこりしてしまう(^^)本。

「手をつなぐの、好きだよ」「コチョコチョされるの、好きだよ」「本を読んでもらうの、好きだよ」...と、子どもペンギンが、おかあさんペンギンとするのが好きなことを話していく。

そして、「おやすみのキスするの、好きだよ」というところで、おかあさんが"I love you." と言い、子どもが "I love you, too." と返す。最後のページは "You are wonderful" となっていて、おかあさんと子どもがハグをしている姿が描かれ、ほんとになんだかやさしい気持ちになる。「あなたって素敵、大好き」と言われると、みんなうれしい。寝る前にも、けんかをしたりしていやなことがあった後にも、心を鎮めてくれる、私も大好きな1冊。

0152056491I Like It When . . .
Harcourt Childrens Books (J) 2005-08

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絵本"Dinosaur Roar!" by Paul & Henrietta Stickland

子どもたちはみんな本が好きだけど、しばらくの間、「本よりも自分で遊ぶほうが好き」という子が多かったので、お話は決まった時間にいくつか読む、という感じだった。でも、最近また本大好きの子どもたちが増えて、お話を読む時間が増えた。というわけで、私もまた本を選ぶのをいろいろ楽しんでいる。

この"Dinosaur Roar!" は、一歳児クラスでも人気だった恐竜もののひとつ。タイトルを直訳すると「きょうりゅうくん、ほえる!」だが、日本語版は「きょうりゅうくんだぁ~いすき!」というタイトルになっている。

最初のページの左側は Dinosaour Roar! で、大きな恐竜が吠えている絵、右側が Dinosaur Squeak!で、ちっぽけな恐竜がキーッと鳴いている、という絵。そんなふうに見開きのページに、「弱い」と「強い」、「短い」と「長い」など、対になる言葉と絵を対比させて描き、子どもたちがさまざまな概念を理解するのを助けてくれる。

今の二歳児クラスでおもしろいのは、"Dinosaur sweet, Dinosaur grumpy" (きょうりゅうくん、ごきげん。きょうりゅうくん、ふきげん)というページで、"I'm grumpy!"(わたし、ふきげん!)とうれしそうに言う子がいることだ^^。するとみんなが、「ぼくも」「わたしも」と言いだす。"grumpy"は「ぶつぶつ文句を言う」とか、「子どもがなんとなくグズグズ言っている状態」を指す言葉だが、きっとみんな親から「まったくなんでそんなに grumpy なの」なんて言われてるんだろうな、と思うと可笑しい。

0140568085Dinosaur Roar (Picture Puffins)
Puffin 2002-04-15

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4760945873きょうりゅうくんだぁーいすき!
岡部 史
カワイ出版 2000-12-01

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絵本 "Ketchup on Your Cornflakes?" by Nick Sharratt

ページが2分割されていて、最初のページは上段にケチャップ、下段にコーンフレーク。「コーンフレークにケチャップかけるのって好き?」となっている。コーンフレークにケチャップは普通かけないので、たいていの子は「ううん」と答えるけど、中には「うん」と答える子もいる。「そうねぇ、やってみてもいいかもしれないねぇ」などと言いながら、上か下のどちらかのページをめくる。

「コーンフレークに歯磨き粉をかけるのは?」「コーンフレークに塩をかけるのは?」「コーンフレークにミルクをかけるのは?」...という具合。「お風呂の中にケチャップ」とか、「頭の上にクリーム」とか、「歯ブラシにジャム」とか(子どもは好きだったりする(^^;))、いろいろバカバカしい組み合わせができて楽しい(^^)。タルカムパウダーっていうのだけはあまりなじみがない(いわゆるベビーパウダーみたいなものらしいけど、アメリカでも今はそんなに使わないようだ)けど、それ以外のものは子どもの生活で身近に見られるものだからとっつきやすい。

ただ、組み合わせが多すぎて、あまりあれこれやっていると、2歳児は飽きてしまうようだ。うちのクラスでも、3歳に近い子のほうが楽しんでいる。「これにはこれ」っていう固定観念ができてくると、それにあわないものがおかしい、という感覚が起こってくるのだろう。2歳になったばかりだと、固定観念がそれほど強固でないので「こういう組み合わせもありじゃん」と思うというか、頭の中で想像しきれない部分があるというか....それでも、やっぱりみんな、ベッドにミルク....なんてイヤだ、とは思うらしい(^^)。

0439950643Ketchup on Your Cornflakes?
Nick Sharratt
Scholastic 2006-02-20

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絵本「とってください」by 福知 伸夫

この本を買ったのは2度目。一匹のカメが、木の上にあるりんごや花やオレンジなどを、サルや鳥などに「とってください」と頼んでとってもらい、「ありがとう」と答える、というだけのシンプルな内容。でも、"Please" と "Thank you" の練習にはちょうどいいので、1歳児クラスでよく読んでいた。2歳児にはちょっと易しすぎるかな、と思っていたのだが、先日図書館で借りて(私の買ったのはもうボロボロになってしまっていたので)読んでみたらなかなか楽しめたのでもう一度購入することに。

2歳児でも「プリーズ」と「サンキュー」をまだうまく使えない子がいるので、そんな子にはそれだけでも十分だけど、たいていの2歳児にはそれだけではつまらない。この本の裏表紙には、カメがとってもらったもの(りんご、オレンジ、さくらんぼ、花、葉っぱ)とカメの絵が描いてある。そこで、「さくらんぼは誰にとってもらったんだっけ?」と訊いてみると「えっと...」と思いだそうとする。知っていれば得意げに答えるし、わからないと出てきた動物をあてずっぽうに言ってみる。で、答えがあってるかどうか確かめるためにもう一度本の該当部分を見せると、そうだったそうだった、と正しい答えを言う。2歳児たちにとって、質問に正しく答えられる、というのはとても気分のいいことなのだ(^^)。

カメは木に登れないけど、サルは木に登れる。キリンは首が長いから高い木の上の実を取ることができる。鳥は飛べるから高い木の上のものが取れる。ゾウは鼻が長いから...と、どうしてカメがこういう動物たちに頼んでいるのか、ということについて話すのも楽しい。で、最後、サイはどうやって高い木の上の葉っぱをカメに取ってやるのかというと...(^^)。

基本的な言葉の使い方が練習できて、絵からいろいろな話を広げることができて、最後にはオチもあるという、優等生絵本。会話が易しいので外国語に訳してみるのにもいい。私もスペイン語の練習に使いました(^^)。

4834019128とってください (0・1・2えほん)
福知 伸夫
福音館書店 2003-02

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絵本「このはなだれの?」by 堀 浩

写真絵本って好きなものが結構多い。これはいろんな動物の鼻に注目した絵本。まずは犬の鼻が見開きページに大写し。「これは何の鼻?」って訊くと子どもたちは「犬!」ってすぐに答える。で、次のページを開けると、犬の姿が写っている、という具合。
その次がカバの鼻。カバは水の中では鼻を閉じることができるそうで、鼻が開いた状態、閉じた状態っていうのがめくって見られるようになっている。このページは、何度(10回くらいかな)読んでも、いまだに「ゾウ」とか「ブタ」とかって答える子のほうが多いんだけど、しっかり覚えている子が「違うよ、カバだよ」って得意げに答える(^^)。
楽しいのはもちろん、ゾウの鼻。ゾウの鼻は長いんだよっていうことで、折り込みのページを開いていくようになっていて、その長さを実感。ただ、表に続いて裏も使って長さを表現しているので、2歳児には実感しきれてはいないだろうと思う。全長を折り込んでくれれば言うことなしだけど、それは欲張りすぎかな。
そうそう、ブタの鼻(実物大)はさすがに一目でわかるよう(^^)。カバをまちがえてブタと言った子も、先にこちらを見ていればまちがえないんだろう。
さらにいくつかの動物の鼻を見て何の鼻かあてるようになっていて、ライオンやゴリラ、キリンなどはすぐわかるんだけど、コアラにはあまりなじみがないのか、みんな考え込んでしまう。このあたりが2歳児なのかな。もう少し大きい子のクラスならすぐに覚えてしまいそうだもの。でも、わからないものがあるからこそいっそう楽しめるっていうところもある(^^)。

489325054Xこのはなだれの? (おおきなかがく)
堀 浩
ひさかたチャイルド 2006-06

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絵本「そらとぶパン」by 深見 春夫

楽しい絵本は多いけど、これはそのなかでも大ヒットのひとつ(^^)。

最初の場面。トンネルからいいにおいがしてくる...そこから出てきたのはパンの電車。プラットフォームにいた子どもたちが大喜びで乗り込み線路を進んで行くと、なんと向こうから対向の電車が。このままではぶつかる...と思ったら、パンの電車はふわりと浮き上がって空へ。空に浮かぶ雲のアイスクリームを食べ、大きな雲の中に入っていくと、そこはパンの国。車の形やら顔の形やら、いろんなパンがいっぱいで目移りしてしまう。パンをおいしく食べた後、パンの国を散歩していたら、パンの怪獣が出てきて、子どもたちは食べられてしまった!さあどうなるか...

子どもの好きなものといえば、乗り物、食べ物、生き物だけど、それがみんな出てくるんだもの、楽しくないわけがない(^^)。え?という展開も最高。アマゾンでは、対象が「幼年、小学初級」と書かれているけど、2歳から十分に楽しめる。

4569683029そらとぶパン (PHPにこにこえほん)
深見 春夫
PHP研究所 2001-10

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絵本 "Good Night, Gorilla" by Peggy Rathmann

子どもに早く寝てほしい親や保育者としては、寝る前に読む本というのは大事なわけで、これもそのひとつかな。「もう一回、もう一回」となって、なかなか寝てくれない、ということになりそうでもあるけど(^^)。

動物園の飼育係のおじさんが、一日の最後の見回りをしている。「おやすみ、ゴリラ」と声をかけたところ、ゴリラはおじさんのポケットから鍵の束をぬきとってしまった。その鍵で自分の檻を開け、さらに次々とゾウやらライオンやらの檻も開けていくのだが、おじさんはまったく気づかない。そして...

「あれ、鍵を取っちゃってるよ」「あれ、檻から出てきちゃったよ」と、起こってはいけないことが起こっている事態に子どもの目は惹き付けられる。アマゾンで、中の絵も少し見られるので興味のある人は見てみてください。ゴリラ君が実に表情豊か(^^)。たとえば、表紙のゴリラ君は、口に指をあてて「しーっ」っていうポーズをしている。あと、ネットでは見られないけど、ベッドにもぐりこんだことを飼育係の奥さんに見つかったときのゴリラ君の表情が最高(^^)。そのほか、バナナを運ぶネズミ君とか、子どもはいろいろ細かいことに気づくので、こちらも「おお」と思わせられたり。本当に隅々まで楽しめる絵本。

英語は "Good Night" のほかは動物の名前が出てくる程度で、とても易しい。自分で字を読みたい子には日本語訳もあります。

0698116496Good Night, Gorilla (Picture Puffins)
Peggy Rathmann
Puffin 2000-05

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4198604460おやすみゴリラくん
Peggy Rathmann 伊東 寛
徳間書店 1996-02

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絵本 "I stink!" by Kate & Jim McMullan

"I stink!" (僕はクサい!)って、誰のことかというと、ゴミ収集車の話。

子どもたちは、車や電車などの乗り物が好きだ。特にAはいろんな車をよく覚えている。うちのクラスの園庭から大きなゴミ箱が見えるのだが、そこに収集に来る車を見つけると、"Garbage truck!" と言って、ゴミが収集される様子を飽きずに眺めている。これに限らず、自動販売機の入れ替えに来る車や、キッチンに食料の配達に来る車、バス、フォークリフト、消防車など、どんな車でもおもしろいようだけど(^^)、特にゴミ収集車は頻繁に見かけるので、以前、うちのクラスにあって人気だったこの本を思い出して買った。

英語はちょっとスラングが入った感じで、対象は2歳より少し大きめの子どもだと思うが、ひとつひとつの文が短くてテンポがよいので楽しんで聞ける。でも、私の声は高めなので、声の低い人が読んだほうがこの本の感じが出る気はする。

なんといってもお楽しみは、ゴミ収集車の中にある材料を使った特製のアルファベットスープ。Apple cores (りんごの芯)、Banana peels (バナナの皮)から始まって、Dirty diaper(汚れたオムツ)、Moldly meatball(カビの生えたミートボール)、Y ear-old yam(1年前のイモ)...といった具合にAからZまで。子どもたちはほとんどひとつひとつに「おえー」と声をあげつつ楽しんでいる。子どもってどうしてあんなに汚いものが好きなんだろう(^^;)。

「僕がクサイって?そのとおり、どんなスカンクだって僕ほど臭くはないよ。でも、もし僕がいなかったらどうなると思う?君たちはゴミの山に暮らすことになるのさ」...

「クサイクサイって嫌われがちなゴミ収集車だけど、とっても大事な仕事をしてるんだよ」って気づかせるあたりは教育的...だけど、「なるべくゴミを出さない暮らし」というような発想が、少なくともこの本からは感じられないのはちょっと残念...かな。

I Stink!
Jim McMullan
0064438368

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